2011年1月 3日 (月)

お世話になりました。更新停止します。

1995年から続けてきたこのブログですが、体力の限界を感じて更新をストップします。今まで沢山の方に閲覧していただき、感謝の念にたえません。

もう少し軽めのブログを引越し先のブログではじめますので、もしわたしの文章がお好き、と言う奇特な方がいらっしゃったら下記のリンクを押してください。
http://blog.livedoor.jp/ukku1102/

それから、ニートながらブックカフェを開きたいという夢ができました。もしそれを応援してくださる方がいらっしゃったらこちらをクリックです
http://ukku.moe-nifty.com/bookcafe/

それでは、初代『萌えニート。』をご愛顧頂きましてありがとうございました。
ここの記事は消さずにずっと残しておきます。

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2010年11月21日 (日)

【アニメ】戦う司書 第3話「爆弾と人間と死の神の病」感想

clover 前回のラストでハミュッツがコリオを「みーつけた♪」と言っていたのでコリオ殺されるのかと思いましたがそんなことはなくて良かったconfident

シロンの本の続きを手に入れるコリオ。シロンは予知夢を見る存在として神溺教団に使われていた。龍骸咳の悪夢を見たシロンは必死で皆に危険を訴えるが、龍骸咳は大流行してしまい、シロンは病の存在を知りながら薬を高騰させるために黙っていたとして、処刑される。

clover シロンの世話をする神溺教団のワイザフさん怖い…gawk 秋元羊介さんの迫力ある声がとてつもなく似合います。なんか顔が大きいんだけど、仮面でもかぶってるの? それとももともとそういう体格なの? そして、たぶんお金持ってないコリオにどんどんシロンの「本」を与えてくれる本売りのおじさんはなんなのかな…気前がいいのかな。ツッコミばっかりで申し訳ないけど、シロンは髪の毛が三毛猫みたいな色だけど、いつも長髪の下の方だけ三毛色なんだよね…どういう髪の伸び方してるんだろう。

ハミュッツはコリオの持つ「シロンの本」から龍骸咳の治療法を知ろうとするが、コリオはその部分の本は持っていない。ハミュッツはコリオの胸の爆弾を引き剥がし、信管を取り除いてコリオを自由にする。

clover ハミュッツがコリオを殺さなかったのはそのためだったんですね…それにしても、コリオの胸に埋めこまれた爆弾! 肉を引きちぎって取り出して、信管をカラーンと投げ捨てちゃえばOKだったのですか!? それじゃ、前回爆弾が身体になじまなくて苦しみぬいて自爆したヒョウエの立場って一体…。

シガルの策略で、炭鉱の街全体に龍骸咳が蔓延する。ハミュッツ自身も、ハミュッツのサポートに来たマットとミレポも感染してしまう。炭鉱の街に嵐が近づいていた。それはハミュッツの投石機を使った戦闘力の低下を意味する。嵐の中、ハミュッツとシガルは対峙する。

clover ハミュッツさんは嵐に弱かったのですか。何だか無敵のような気がしていましたけど。シガルはかつてシロンの持っていた「常笑いの魔剣」シュラムッフェンを手にハミュッツに迫ります(いえ、変な意味でなく)。シュラムッフェンか…たしか、『はてしない物語』にでてきたいつも笑っているうるさい部族だったような? 違ったかな?

clover 次回予告。「夕方とシロンとコリオ」というサブタイトルに何だかホッとしました。もうシロンは魔女じゃないし、コリオは爆弾ではないのですねconfident

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2010年11月 5日 (金)

iPadに知恵熱

clover カナーリ更新をサボってしまいました、それというのもiPadにハマっていたから!! 母の買ったiPadですけど、わたしが主に読書に使っています。アプリを使うと青空文庫が縦書き・好きなマージン・好きな背景・好きな文字の大きさで読める! 嬉しい! 何だか図書館を買ってもらった気分…confident 映画の『美女と野獣』でベルが野獣に図書館をプレゼントされた時ってこんな気持ちだったのかな。

clover とりあえず太宰治『駈込み訴え』と宮沢賢治『ツェねずみ』と夢野久作『狂人は笑う』と…すきな作品を読んで、それからタイトルだけ知っていて内容を知らなかった『オツベルと象』を読んで(意外とサツバツとした話だった…)今日は有島武郎の『生れ出づる悩み』を読みました。良かったー!

clover 最近は夏ごろのように微熱が出なくなっていたんですけど、夢中で読書していたら今日は37.5℃。知恵熱かな。ふらっふらです。もう寝ます~。

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2010年10月30日 (土)

【アニメ】STAR DRIVER 輝きのタクト 第1話「銀河美少年」感想

clover 全体に見た印象は、「ウテナだなー」ということ。シリーズ構成の榎戸洋司さんの作風かもしれないけど、転校生が来て、それが王子さま(銀河美少年)で、学園を仕切る謎の組織と戦う、なんてとってもウテナです。キャラデザは小畑健さんの別名義らしいです。バクマンと同時期で忙しそうだな。

ツナシ・タクトは海岸で溺れて打ち上げられていたところを、スガタとワコに助けられる。入学式に間に合うように、この島まで泳いできたという。青春を謳歌するためにこの島の南十字学園に来たタクト。スガタと同じクラスになる。

clover ワコに人工呼吸されてしまうちょっとうらやましいタクトなのです…。ワコは地味めだけどかわいい女の子。この島に4人いる巫女のひとりで、スガタの婚約者だといいます。でもスガタはそんなにワコにこだわりは無いようで…(恋愛は自由であるべきだ、と言ってる) 三角関係になるのかな、と思ったけど、スガタにその気がないのなら案外あっさりワコとタクトはくっつくのかも。

タクトが入る寮の廊下に飾ってある絵。日傘をさした女性の後ろ姿。それを書いたのはタクトの父親だという。タクトはスガタに、この島にきっと父さんはいる、と話す。

clover 2ちゃんねるのスレッドでもさんざん指摘されていることですけど、そしてわたしもパッと見て思ったことですけど、『ラーゼフォン』で主人公がヒロインを描いた絵に似てる…。構図とか、色遣いとか。まあ制作会社おんなじですし、遊びごころなのかもしれません。絵には「R」とサインがしてあります。思わせぶりだなー。

寮の新入生歓迎会。タクトはホンダ・ジョージからボクシング部への誘いを受ける。寮長のベニオは、学校の裏の鉱山は危険だから入らないように、という。

clover 寮長のベニオちゃんがかわいい~heart01 なんかネットではキモいとか言われていますが、わたしはすっごくかわいいと思った! 色白で唇が紅い、目のぱっちりしたちびっ子です。千葉千恵巳さんの声も可愛い! そして、鉱山に入るな、と言ったそのすぐあとに、ベニオは鉱山に入っていきます…。

綺羅星十字団。「綺羅星!」と挨拶しあう謎の組織。リーダーらしい「ヘッド」は「第2フェーズに移行した…」と謎の言葉をつぶやく。タクトは、「入るなと言われると入りたくなる」と鉱山の前までくる。そこで、さらわれて行くワコを見つける。隠れているところを見つけ出され、戦いになる。

clover 「綺羅星!」いいなあコレ。流行るといいけど。インパクトのある言葉です。タクトの「イッツア ペーンチ」「イッツア ピーンチ!」「イッツア パーンチ!」は単純なギャグですが笑ってしまった。そして、ワコをさらっていったのは、仮面をかぶっているけれどどうみてもボクシング部のジョージです。

ヘッドは気多の巫女を鳥かごに捕らえている。サカナちゃん、と呼んでいる。「歌ってくれないか、眠れないんだ」というヘッドに、綺麗な声で歌い始めるサカナちゃん。その歌の響く中、ジョージはサイバディ「アレフィスト」に乗り込み、ワコをその手の中に収める。

clover 「眠れないんだ」と一筋の涙を流すヘッド。なんなんだこの人は。石田彰さんらしい変人役です。サカナちゃんの声は戸松遥さん。歌は今ひとつ、という印象があったのですが、ここの挿入歌はとても綺麗でした。ジョージがサイバディ(ロボットのこと)に乗り込む理由がよくわからなかった…think なんか乗り込むの、すっごく苦しそうでした。大変だなあ。

アレフィストがつくりだした「ゼロの空間」。仮面をつけたものしか入れないその空間に、仮面なしで走りこんでくるタクト。驚く綺羅星十字団のメンバーの前で、サイバディ「タウバーン」が召喚される。楽々とタウバーンに乗り込み、戦闘服に変身するタクト。ジョージは「貴様、銀河美少年か!」と叫ぶ。

clover タウバーンのデザインに関して賛否両論がネットで激しい。わたし自身はとても気に入りました。細くて優雅でかっこいい。FSSの「炎の女皇帝」に似ている、という意見にはなるほど~、ですね。タクトの変身、そして前髪が金色に変わる、そして「これは確かに盛り上がる! 上げていこうぜ!」の言葉。無理やり盛り上げている気もしますが、とにかくかっこよくはあります。「銀河美少年」って、なかなかすごいネーミングです。

雄牛の角のようなもので攻撃してくるアレフィストをあっさり片付け、ワコをその手に取り戻すタクトとタウバーン。アレフィストから降りたジョージは、サイバディに乗り込む資格・スタードライバーの印を剥奪される。

clover これも散々ネットで読んだ意見なんですけど、ジョージって髪も緑だし、『ウテナ』の西園寺先輩に似てるんですよね。最初に負ける役。「ゼロの空間」は「決闘広場」を思わせるし、よくわからなかったけど水がザーッと流れている空間も、決闘広場の入り口を思い出させます。男版・ロボット版・ウテナ、というのが第一印象です。

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2010年10月28日 (木)

【漫画】セラフィック・フェザー 1巻 ACT.4・5・6(森本洋・うたたねひろゆき・著)感想

clover なんか後になればなるほど1章が短いんですけどcoldsweats01 とりあえず1巻を読み終わりました。感想です。

appleACT.4

工場からガイドのバイトに向かうスナオ。今日のお客さんは半日観光だから、ひとりで行って欲しい、と言われる。その時、TVニュースで国家反逆罪でサダミツ=モガミ議員の裁判を行う、と流れる。机を殴りつけるスナオ。早く地球へ帰る旅券が欲しいという。

clover ガイドのバイトの時にはちゃんとスーツを来ているスナオなのでした。似合ってるけど老けて見えるな。個人的には工場で働いているときのランニング姿がすき。サダミツ=モガミ議員、とはスナオとどういう関わりがあるひとなんでしょうか? もしかしてお父さん? スナオの苗字はまだ出てきていないし。急いで地球に戻って、モガミ議員を助けたいのかもしれません。

お客さまたちとは、マザクとケイだった。月の重力に慣れずにころんだケイのパンツを見てしまって、「このひとキラーイ」と言われる。でも、マザクは「ひとめ惚れの相手だろう?」と察する。しかし、そのときマザクはスナオの顔を見て、桜の花を見た思い出を蘇らせる。「ガイドのバイトなんてして…」とスナオにビンタするマザク。

clover えーと、スナオはケイを過去に会った「ケイ」に似すぎていると思っていて、さらにマザクはスナオが誰かに似ているので勘違いした、ということcoldsweats01 なんとややこしい。マザクって、Google日本語変換だと「真桜」と変換されるんですよ。桜の花はマザクにとって大切な思い出なのでしょう。マザクもケイもよく転びますが、パンツがいちいち見えるのは読者サービスhappy01

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appleACT.5

マザクは「知りあいと勘違いした」とスナオをぶったことを謝る。中華料理店に予約を入れて、宙港を立ち去る3人。空港警察の警察官は「マザクがくればテロどころではない騒ぎになる」と言っている。中華料理店でスナオはガイドのカードを失くしたことに気づく。ガイドの会社に連絡しようとレジに向かうと、銃を持った男たちがいて、「見たな」といきなり発砲される。

clover 中華料理店はホテルの中にあるので、マザクさんは戦闘服(?)から着替えます。…が、着替えた服もいちおうリボンとかついてかわいいけど露出度高い! そういう服しか持っていませんか、マザクさん。スナオはACT.2のテロ騒ぎで自分のカードを失くしていますが、今回は会社のカードを失くしています。運が悪い。しかも、レジに偶然向かったところで偶然銃を持った男たちを見てしまって発砲されて、ツイてないにもほどがあります。

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appleACT.6

男の撃った弾は何とか外れた。スナオは逃げ出す。男たちはマザクを追ってきたようで、スナオをいきなり撃ったのもマザクの連れだから。男たちは銃を持ったまま走りだし、店内はパニックになる。しかしマザクは簡単に銃を持った男を手刀で気絶させ、腹をけって吐血させる。ケイは自分のエンブレムシードが狙われたのかと思うが、マザクも地球からエンブレムシードを運んできていた。

clover 男の撃った弾が外れたのはスナオの超能力のせいかと思ったら、単に運が良かっただけみたいです。ちょっとがっかり。そしてマザクさんの真の力が出ます。軽やかな体捌きで男を気絶させるなんてかっこいいhappy01 ケイの持っているエンブレムシードはケイの私物なのかな? マザクのエンブレムシードはアタッシェケースに入れられているところを見ると、きちんとどこかへ運ぶ途中だったみたいです。

スナオが「エンブレムシードって何ですか?」とマザクに訊くと、「世界を変える秘宝…でも君には関係ない」と言われる。バタバタしているすきに、銃を持った男の仲間のサイボーグめいた男がアタッシェケースを奪って逃げる。マザクは身軽に宙を舞い、男を袋小路に追い詰める。

clover ケイはマザクがスナオにエンブレムシードのことを教えなかったのが不満そうでしたが、いち民間人に教えていいものでもなさそうですね。そしてアタッシェケースをあっさり奪われるマザクさんは意外と間抜けかも…coldsweats01 まあ、それが無いとその後のカッコいい格闘戦が見られないのですが。

追い詰められた男は閃光弾を放つ。そのすきに更にもう一人の男が背中からマザクに銃を突きつける。しかし体を入れ替え、マザクは男の後ろを取る。サイボーグ男は自爆攻撃を仕掛けてくるが、マザクは銃の男を楯にして平然としていた。「隠れていないで出てきなさい」と言うと、壁に溶け込むように隠れていたリックスが姿を現す。

clover 閃光弾を受けて、いちおう涙目にはなっているマザクさんなのですが、それをものともせず銃を突きつけた男を片付けます。ほんと凛々しくてかっこいいhappy02 サイボーグ男のことをわたしはACT.3でアペプから指示を受けていた「4号」だと思っていたのですが、弱すぎるし、違うみたいです。リックスが不敵に笑って姿を現すところで、2巻に続きます。

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【漫画】『かぼちゃ畑での日々』『毛糸玉童話』(めるへんめーかー・著)(花とゆめコミックス『109ばんめのぼくの姫』収録)(1981年作品)

apple『かぼちゃ畑での日々』

clover 同じ本に収録されている『プリンセス・パンプキンのお嫁入り』に続いてかぼちゃがらみのおはなしです。この本の表紙絵にもかぼちゃが書いてあるし、めるへんめーかーさんかぼちゃ好きなのかな。

広大なかぼちゃ畑に訪れた青年ウィンター。リーヴァ博士がかぼちゃの研究をしているその畑には丸かぼちゃ、角かぼちゃなどが植わり、そしてかぼちゃの妖精と見間違えてしまった幼い娘・ポーリィがいた。「博士のお孫さん?」と訊くと「娘ですわ」というが、博士はかなりの高齢のはず…。ウィンターはリーヴァ博士の著書に感動して助手になりたいという。でも、博士が出した本は「やさしいかぼちゃの育て方」の一冊だけ…。

clover ウィンターがかぼちゃ畑を訪れたのは、もちろん「やさしいかぼちゃの育て方」に感動したからではありません…。ただ、リーヴァ博士をかぼちゃの第一人者と見込んでやってきたことは確かです。ポーリィはおでこちゃんで可愛い! 見た目は6歳くらいなのだそうです。ウィンターは変わった青年です。大きな輪っかのイヤリング、変な帽子、長髪…。

ちいさなポーリィの実年齢は22歳。畑で取れる甘い丸かぼちゃばかり食べていたら、副作用で成長できなくなってしまったという。逆に、苦味のある角かぼちゃを食べていた博士は45歳にして老人の見かけになっている。

clover それでも、今でもポーリィはあまい丸かぼちゃを食べ続けています。角かぼちゃにも何度かチャレンジしたのですが、苦くて食べられない。でも、ポーリィは別に不幸ではない、とウィンターに言います。

真夜中、ウィンターはかぼちゃ畑の真ん中で空を見上げて、星を見ている。自分の星はどこにあるのか探しているように見える。

clover 最初に読んだときは、単にロマンチックな青年だと思っていました。文字通りの意味だとは思ってなかったcoldsweats01 ポーリィは「あなたも何かを探しているの?」と窓からつぶやきます。

ハロウィンが近い。ポーリィは、畑で取れるもう中をくりぬいてある顔つきかぼちゃをランタン用に街に売りに行く。ウィンターといっしょに売り歩いて、かぼちゃは完売。ウィンターはポーリィのために3人だけのハロウィン・パーティーをひらく。

clover 街から漂ってくるサイダーとパンプキン・パイの香りでハロウィンと気づくって素敵です。「22歳だからいまさらハロウィンに憧れないけど」と言っていたポーリィですが、パーティを開いてもらって「ウィン、大好き!」と抱きついて喜びます。

ポーリィは不思議な気持ちになる。大きくなりたい。ウィンに釣り合うようになりたい…。砂糖とスパイスをたっぷり加えて苦いかぼちゃを料理してみるけど、やっぱり食べられない。でも、このままだったらウィンは女として相手をしてくれないだろう、とポーリィは悩む。

clover 初恋をしてしまったポーリィなのです。ちいさな身体でも不便を感じない、と思っていた彼女が大人になりたいと思う、それはすごく自然なことだと思います。それにしても角かぼちゃってどれだけ苦いんだか。ゴーヤみたいな感じなのかな。砂糖とスパイスを使ったら食べられそうなものだけど…リーヴァ博士はその角かぼちゃがすきなのですよね…ひとの好みってそれぞれ。

角かぼちゃを品種改良してみようとするポーリィ。とりあえずミルクを与えてみる。すると、ウィンがそれを見て博士のところへ飛んでいく。今までの研究にミルクを加えることによって、家を壊すほど大きなかぼちゃが誕生する。博士は感激、ポーリィは「住むところが無くなっちゃったじゃない!」とお冠。

clover 畑のかぼちゃに直接ミルクをかけてどうかなるとは思えませんけど、そこはファンタジーということで。かぼちゃに家も研究室も壊されて、星を見ながら野宿する3人なのでした。

ポーリィが目を覚ますと、巨大かぼちゃは宇宙船になっていた。ウィンは遠い宇宙にあるかぼちゃの星の王子だった。誤って地球に落ちてしまい、帰るためには大きなかぼちゃが必要だったという。ウィンは、リーヴァ博士には優秀な研究者として、そしてポーリィには花嫁としてかぼちゃの星に来てほしい、という。

clover 実はウィンは弱冠14歳で、かぼちゃの星にある甘くて成長を早めるかぼちゃを食べて大きくなったといいます。ポーリィだって苦労せずに大きくなれるはず。しかし、ハッピーエンドなんですけど、得体のしれないかぼちゃの星に行くってそう簡単に決めていいものでしょうか。まあ、博士もポーリィも、かぼちゃにかこまれて今まで生きてきたんだから構わないのかもしれないけど。

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apple『毛糸玉童話』

ちいさな王国オードヴェリはセルディラード3世が治める国。しかし、当のセルディラードは王様らしい格好を好まず、冬だというのに引きちぎったカーテンをまとって散歩している。あまりの寒さに毛糸屋を覗くと、毛糸屋の娘ウィニーが暖かい部屋に入れてお茶を出してくれる。セルディラードは自分の名前を名乗るが、信じてもらえない。

clover ウィニーって名前がちょっと…gawk いや、現在ならではの違和感なんですが。あと数年も経てば、また普通の名前になるでしょう。王様がぼろ布を着て寒空をうろつきまわっていたら、王様だとは信じてもらえませんよね。でも、浮浪者だと思っている王様を暖かくもてなしてくれるウィニーはいい娘です。お茶とマフィンもすごく美味しそうだし。

寒そうなキングの服を見て、ウィニーは余り糸でセーターを編んであげる、という。そして帰り途のために温かなマフラーを貸してくれる。ウィニーの手は温かい、きっと心も温かいのだろう…。

clover セーターを着ている王様、というのも何か違和感がある気がしますが…coldsweats01 王様って寒い時には何を着るものなのかな? そもそも寒い場所に行かないのか。ウィニーはほんとに優しい子です。読んでいる側としても幸せになってほしい、と素直に思える女の子です。

キングはもう一度毛糸屋を訪れる…と、ねこが宙に浮いている。びっくりすると、「この国のねこは飛べないのね」と言われる。ウィニーは3ヶ月前にこの国に来たばかりだという。

clover 王様の顔を知らなかったのは引越してきたばかりだったから、ということでしょうか。飛べるねこは「リル・キャット」というらしいです。毛糸屋は知りあいの店を受け継いだのだとか。それにしては編み物に長けているウィニーなのです。編み物の盛んな国からやってきた?

ウィニーはセーターの色をブルーに決めた、あなたの青いひとみに映える、という。キングはウィニーに、君の緑のひとみはもっと素敵だ、と言いたいけれどいえない。そんな折、キングはじいやから「もうすぐ嫁とりの舞踏会がある」と伝えられる。でも、キングはウィニーしか頭にない。女の子はみんな同じだと思っていたけれど、ウィニーとはずっと前から知り合っていたかのよう…。

clover 恋をした王様。女の子とは重たい巻き毛とかさばるドレスの存在だと思っていた、でもウィニーはぜんぜん違う。まあ典型的な庶民の娘に惚れてしまう王族の物語なんですけど、ウィニーはほんとに性格がいいから応援したくなります。

ウィニーはセーターに王冠の編みこみを入れる。これで僕だけのセーターになった、と喜ぶキング。しかしセーターが出来上がる頃、キングは礼儀作法やダンスを学ぶために外出禁止になってしまう。お城にセーターを届けに行ったウィニーは、窓からキングの部屋を覗いて、彼が本当に王様だったことにショックを受ける。セーターの入った袋を落として、ウィニーは立ち去る。

clover 舞踏会目前になって礼儀作法やダンスを習わなきゃならない王様ってのもどうなんだ、と思いますが。王冠の編みこみのセーターはステキですね。ブルーのセーターに黄色い毛糸で王冠のマーク。ウィニーはキングを王様を騙っているだけの使用人かなんかだと思っていたので、本物の王様だったことは辛かったみたいです。からかわれていたんだ、本物の王様がセーターなんてほしがるはずがない、と…。

ウィニーの編んだセーターを着たキングは毛糸屋を訪ねるが、ドアを閉められてしまう。でも、キングは「僕は最初から嘘はついていなかった」という。確かにそうだ、ということで仲直り。キングはお礼とお詫びの気持ち、とウィニーにキスをする。そして、舞踏会の招待状に「with Love」と書いて渡す。

clover ウィニーは何だか騙された気になっていますが、たしかにキングは最初から自分はセルディラードだ、と言っているのです。それを覆したことも一度もありません。まあ、服装が嘘を付いていたというならそうかもしれませんが…coldsweats01 相手の気持を確かめず、いきなりキスしてしまうキングは能天気。嫌がられることなんて考えてもみない感じで。まあウィニーは嫌がるわけはありませんが。

舞踏会に行くウィニー。貴婦人たちからは「メイドかしら」「ねこなんて連れ込んで」とひそひそ噂される。でも、王妃を決めるラストダンス「オードヴェリ円舞曲」は当然ウィニーと踊るキング。「僕はあなたが好きだけど、あなたは僕が好きですか?」と今更聞いて、周りにも呆れられるキング。でも、ウィニーは「だいすきよ」とキングに抱きつく。

clover 舞踏会の招待状に「with Love」の時点でもう王妃は決まっていたようなものだけど…とりあえずこれ以上無いくらいのハッピーエンドです。いまさらウィニーの気持ちを確かめる天然ぼけな王様を、ウィニーはうまくリードしていってくれるでしょう。反対していたらしいじいやも、腹巻を編んでもらって「こんなものでだまされない…」といいつつご機嫌のようです。

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2010年10月27日 (水)

【漫画】セラフィック・フェザー 1巻 ACT.2/ACT.3(森本洋・うたたねひろゆき・著)

appleACT.2

月の宙港でケイは父親に電話をかけていた。彼女はエンブレムシードを地球から持ってきたらしい。電話を切って、ふと隣のブースを覗くとスナオがいた。スナオは彼女を見て「ケイちゃんそっくりだ」と驚く。ケイは「なぜわたしの名前を知っているの?」と訊く。

clover エンブレムシードってすごく御大層なもののように描かれているのに、か弱そうな女の子のポシェットなんかに入れてきていいんでしょうか。そして、偶然からスナオと出逢う(再会する?)ケイ。ケイに覚えがなく、スナオも幼い頃にいっしょにいたケイだと思わない、ということは、本当にスナオの幼なじみのケイは死んだのでしょうか。ケイの存在って一体…まだ謎です。

とつぜん至近距離で爆弾が爆発する。とっさにケイをかばうスナオ。爆発はなぜか彼らのまわり数メートルでバリアを張ったように止まっていた。警察が来る前にその場を去るスナオ。マザクがケイを心配して追いついてくる。ケイはポーっとしている。「さっきの男の子にひと目ぼれしちゃったみたい…」。

clover 爆発のバリアはケイがポシェットに持っていたエンブレムシードのおかげみたいです。マザクさんについては前回の感想ブログで「タイトスカートで戦えるのかな」と書きましたが、それよりすごいボディコンスーツに着替えています。ガーター付きのストッキングも色っぽい。ますます、それで戦えるのかなcoldsweats01 エンブレムシードが輝いているのは、ケイの気持ちに反応しているからだろう、とケイは言っています。スナオにひと目ぼれした、ということは、幼いころの関係を擬似的にだけど取り戻せるのかな。

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appleACT.3

アペプのもとに、ダイスカーツ社保安部のリックス=ヘイワードが訪ねてくる。アペプは自らを所長代行だと名乗る。所長は意識不明だとか。エンブレムシードが揃えば研究は完成するというアペプに、その前に国連の査察が入る、というリックス。ダイスカーツ社の力を以てすれば、と言うアペプに、リックスの付き人が銃を向ける。

clover リックスも付き人もいかにもワルって感じのオールバックなおじさんたちです。でも本当にワルなのはアペプですよね。所長、死んでないのが幸いですけど…多分再起不能でしょう。アペプを殺してでも秘密を守りたい、というところから国連の査察が入る事の重大さがうかがえます。リックスの付き人って無表情なアジア人なのですが、なんかアクション映画の実行犯ってこういうタイプが多いような…think

銃弾を手で弾き返すアペプ。リックスは両手にエネルギーを集めて攻撃しようとするが、ドームのガラスが割れてしまう。空気がどんどん抜けて真空状態に。真空の中、息もできず飛び出しそうな眼球でもがくリックスたちと、平然としているアペプ。アペプは体力仕事をする手駒がほしいといい、リックスは必死でうなずく。アペプの超能力でガラスは修復され、命を取り留めたリックスはアペプの靴にキスをする。

clover 超能力者だらけgawk その中でも真空状態にびくともしないアペプの力は突出しています。それが星人の力、セラフィック・フェザーということでしょうか。真空の中、涙と鼻水をたらしてもがくリックスの姿は痛々しいものでした。アペプにひざまずいてしまうのも無理はない。アペプはダイスカーツ社も星人の力が欲しいはず、エンブレムシードを持ってきてくれたら力を与えよう、といいます。ちょっとまって、エンブレムシードってそんなに何個もあるのcoldsweats01

仮面をかぶった、男女もわからない巨体の人間(?)「4号」に頼みごとをするアペプ。国連の査察官とエンブレムシードのことをあなたに頼みたい、と…。

clover 「4号」さんって男か女かロボットか化物かほんとわからない存在ですけど、強そうではあります。そして、さっき脅してまで味方につけたリックスたちの始末を頼みたい、と…。アペプさん鬼だーgawk それはそうと、アペプさんの苗字はハイデマン、ケイとその父親といっしょなんですよね。ということは、ケイがマザクに紹介したいと言っていた義兄さんってまさか…coldsweats02

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【アニメ】好きなものは好きだからしょうがない! 第3話「ちびトライアングル」感想

祭が学園なんでも屋の仕事について悩んでいる。どうも、なんでも屋の仕事を先回りしてやっている連中がいるらしい。その割に自分の仕事が減らない、と空は文句を言うが、その偽物たちは体力勝負ではない仕事を選んでやっているよう。

直は体力勝負じゃない系のお仕事ばかりやってたんですね。そりゃ直は華奢だし力もなさそうだけど、同い年の男としてそれってどうなのかな…まあ、「受け」だからしょうがないのかなcoldsweats01 ちなみに報酬はしっかり祭に払われているらしいです。偽者さんたちただ働き。

学と羽野がお弁当を持ってやってくる。これを「いつものように」初等部に届けてほしい、と言われて顔を見合わせるなんでも屋3人。依頼している羽野が言うには、毎日ベンチに置いておくとお弁当はちゃんと空になって帰ってきているという。ベンチにお弁当を置いて、物陰から見守る3人+2人。

♪ 羽野はなんか料理得意らしいです。そして、少し冴えない表情から見るに、お弁当を届けたい相手とは気まずい関係みたい…。しかし、なんでも屋3人が知らなかった依頼、ということは第1回目の依頼は誰にしたんだろう。どうもこのアニメはそういう細かいところは聞いちゃダメ!な雰囲気が漂ってるなあ。

青と椎名という初等部の男の子が、ベンチに置いたお弁当を持っていく。そして、北村という初等部の男の子にそれを受け取ってもらおうとするが、拒絶される。突き返されたお弁当を青と椎名が食べようとしたところで空と学がふたりを取り押さえる。

青の声が…宮田幸季さんなんですけど…さすがに小学生の男の子役は無理があるというか…青の喋り方がぶりっ子でちょっとcoldsweats01 「青、~~なんだもん!」っていう口調だから、男の人の声だとホント。直とらんの声も、七海先生の声も全然大丈夫だったんですけど、わたしが心狭いのかな。もっと普通の喋り方だったらOKだったと思うんですけどね。「ちびトライアングル」というのは青と椎名、北村くんの3人のことのよう。髪の色がまるで信号機です。

真一朗と七海も交えてお説教される青と椎名。でもお弁当を届けるのだけはやめたくない、と頑な。顧問である真一朗は、「偽物とはいえ、一度始めた仕事はやりおおせないとな」と、ちびたちのお弁当届けを許す。青があまりに空に似ているので、直と学はクスクス笑う。

青はマジで空にそっくり…というか、髪型、髪の色、アホ毛の位置まで似ているというのはすごい。直たちによれば「意地っ張りなところもそっくり」らしいですが。七海は優しい口調で子供たちを諭し、そして真一朗が決断を下す。本当に夫婦みたいです、この人たちは。

北村がお弁当を受け取らないわけ…それは、羽野のお父さんと北村のお母さんが近く再婚するから。やがて弟になる北村のためにお弁当を作っている羽野だったが、北村は受け取っていなかった。そこへ高等部の3人の不良が押しかける。なんでも屋の偽物に迷惑をかけられた、という。椎名が空たちに助けを呼びに行く。

♪ 再婚話は、まあありがちかな、と。羽野はこのアニメでは(ホモでもないし)目立たないキャラですけど、すごく優しいんですね。高等部の不良は大人気ないというか…最後まで見ても、どういう迷惑をかけられたのかはっきりしないというか。

駆けこんできた椎名の訴えで、青たちのところへ向かおうとする直と学だったが、祭がなんだかんだ言って彼らを足止めする。その間に、羽野が現場へ向かう。喧嘩が弱いながらも必死で風太(北村)を守る羽野を見て、風太の中で何かが変わったみたい…。

祭はいつも空気読めないようでいて空気読んでる偉い子です。学はともかく直にまで学園なんでも屋の依頼書をわざわざ書かせたのはどうかと思いますけど。羽野が着くまで孤軍奮闘だった空に、青が加勢しています。「2対1は卑怯なの!」と言って。空の中でも何かが変わった感じです。羽野の「俺の弟に手を出すな!」という一言は風太の心に効いたでしょう。

乱闘のさなか、祭がカメラを持って入ってきて、「校内の喧嘩は校則違反。生徒会副会長として生徒会に報告する」と告げる。逃げ出していく不良たち。空は、「自分には両親も家族もいないから、青は弟ができたみたいで嬉しかった」という。

……祭、生徒会副会長だったのcoldsweats02!? 寮では寮長もやってるし、マルチな才能の持ち主なんだなー。その上学園なんでも屋のマネージャーまでやって、忙しくないのかな。忙しいのを楽しむタイプだとは思うけど。生徒会長がどんな人か気になるな。空は天涯孤独な身の上なんだ。直もそうなのかな…。

水都(真一朗)と七海の団らんタイム。料理を作る七海の後ろで、書類をみている真一朗。その書類の中には永瀬芥の写真が…。

またここでも永瀬芥! 気になる存在です。今のところ空から「夜」を呼び出すきっかけになっているのはすべて彼だし…。水都先生はなにか情報を掴んでいるのでしょうか。そして、七海先生のかっぽう着は似合い過ぎだ。

羽野がちびトライアングルに届けるお弁当は3つになった。風太はまだ素直じゃないけど、羽野は「ゆっくりでいいんです。風太も、俺も」と微笑む。

♪ 完全に風太が羽野に心を開いてしまわないシナリオは安直じゃなくていいと思いまいした。そう簡単に仲良くはなれなくても、風太は羽野をもう信頼しているはずです。最後は羽野のお弁当をみんなで食べてエンド。次回予告の祭の台詞によれば、羽野くんの玉子焼きは甘くて優しい味なんだそうです。

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2010年10月26日 (火)

【漫画】生徒諸君! 1巻(庄司陽子・著)(1978年作品)感想

clover これもずっと前から読んでみたかった作品です。何でかっていうと、ひとつ年下の妹がヒロインのナッキーを「キライ!」と言っていたからです。他にもナッキー嫌いの女性って多いみたいで、そんなに嫌われるヒロインってどんなんだ、と興味をいだいていました。で、読んだ感想は…これは嫌われるわーcoldsweats01 すごい、ナッキー。

聖美(さとみ)四中にずかずか入ってきた転校生、北城尚子、通称ナッキー。先生でもないのに「起立!」と号令をかけるナッキーにみんな唖然。隣の席に指定された岩崎に、「ファニーフェイス、好みのタイプ!」と言ってムッとさせる。「ベビーフェイスじゃもっと嫌だったでしょ」と追い打ちをかけ、ふたりは取っ組み合いの喧嘩に。

clover 「ナオコ・キタシロ」だから通称ナッキーらしいです。自分で言うかな、ふつうcoldsweats01 いや、ぜんぜんふつうじゃないんですけど、このナッキーは。岩崎と互角の取っ組み合いをするナッキーは男勝りと言えるかもしれませんが、それ以前にめちゃめちゃ自分から喧嘩売ってます。周りの生徒は「『ばかめ』が負けるぞ! すごい女」と驚いていますが、なんで「岩崎祝(はじめ)」が「ばかめ」になるのかは1巻を読み終わっても説明がありませんでした。バカだからって、「はじめ」→「ばかめ」は苦しすぎると思うんですけど…think

互いにパンチしたり顔をひっかいたりして、ふたりとも廊下に立たされる。岩崎は「俺たち勇士みたいだ」と笑い、ふたりは顔を冷やしにかってに水道へ走っていく。そしてそのまま校庭でドッジボール。「お前気に入ったよ」と岩崎が言うと、「あたしもよ、チビ」と返される。

clover 典型的な喧嘩して仲良くなるエピソード…なんでしょうけど、どう考えてもナッキーが悪いのが気になってcoldsweats01 さらにチビ呼ばわりです。ひどい。岩崎は見た目そんなに背が低く見えなかったので、「チビ」というあだ名は意外でした。ナッキーが言ったとおり「ファニーフェイス」だし、あとから出てくることですけどちゃんと女の子にもモテているし。

「聖美悪たれ伝説を作る会」をつくろう、と授業中に岩崎と話しあうナッキー。数学教師の野口先生が、私語をしているナッキーを当てて答えを言わせるが、スラスラと正解を出すナッキー。「もういいですか、大切な話し合いをしてるんで」と私語を続ける。「単なる悪たれにはなりたくない、やるべきことはきちんとやる」という彼女。

clover 「悪たれ」という言葉に時代を感じますね…confident しかしここでもナッキー良くない。授業は、正解を出せば私語してていいってものでもないでしょう。野口先生はこの後この漫画にはめずらしい純粋悪役になっていきますが、ここでは被害者です。「やるべきことはきちんとやる」というのには「真面目に授業を聞く」というのはふくまれないのかな…think

校内を副委員長の五月野さんに案内してもらうナッキー。美術室で、素晴らしい絵を描いている飛島峻先輩を見かける。五月野さんが「彼に憧れている。振り向いてくれなくてもいい」というと、「うそだね」とナッキー。「自分が傷つくのが怖いから、振り向いてくれなくてもいいなんて言ってるんだ。あんたはプライドばかり高くて自分の主張をもたない、あたしの嫌いなタイプ!」とずけずけ。五月野さんが思わずナッキーの頬を叩くと、ナッキーは「あんたのこと大好き!」と頬にキスしてくる。

clover さ…五月野さんお疲れ様だーcoldsweats01 ナッキーの言うことは確かに正論かもしれないけど…けど、会って間もないナッキーにここまで言われる筋合いはない。大親友になっても、言っていいかどうか迷うレベルのことでしょう。おまけに「あたしの一番嫌いなタイプ!」って言って。頬を叩かれて「あんたはちゃんと主張をもったじゃない、あたしけんかって好きよ、ぶつかるのがすき」って言うけれど、それは結果的に喧嘩になった場合であって、ナッキーみたいに喧嘩を売って歩いてどうするの。そして「舞ちゃん(五月野さん)、すき!」ってキスされても。申し訳ないけどちょっとキモいかも…coldsweats01

体育のソフトボールでピッチャーを務めるナッキー。相手のソフト部副キャプテンと熱戦を繰り広げ、最後はアウトを取って互いを認め合う。みんな上品ぶって本気で体育をやってない、ときつくいうナッキー。「みんながあなたのようになれるわけじゃない」と舞子に言われても、「あたしは自分が一番正しいと思ってるんだ」と聞かない。

clover ソフト部副キャプテンとの戦いはナイスでした。でも、みんなが本気でやっていない、という批判は…また、どうかなーthink いや、確かにそうなのかもしれないけど。「あたしは自分が一番正しいと思ってるんだ」……そうでしょうね。ただ、それって危険な考えというか、極端なことを言えばファシズムっぽい気もするんです。2大政党制じゃないけど、ナッキーと張り合えるくらいの反対意見を持ったひとがいないと、ナッキーの存在はなんかヤバイ。

クラスメイトの初音に、刺々しい態度を取られるナッキー。「岩崎くんに近づかないで」と言われてしまうが、「あたしに文句言わないでチビに告白しろ!」と言い返す。そう言われて思い切って岩崎に告白する初音。岩崎はまだ男女関係を意識したことがなかったのでいちおう玉砕ということになるが、告白してすっきりした、と初音は思う。「悪たれ会」は舞子も入れて4人になる。

clover これはナッキーが正論かな。いやいつもナッキーは正論なんだけど。初音はくるくるツインテでぷにぷにしててかわいい女の子です。岩崎は告白されてもしどろもどろでしたが、まあ中2だもんね。女子のほうが意識は進んでるかな。それにしても、ぶつかって改心(?)させたひとたちをつぎつぎに「悪たれ会」に放り込んでいるナッキーですが、舞子も初音も「悪たれ」からは程遠い気がするんだけど。

テストで、クラス1頭が良くてガリ勉の田村と並ぶ成績をとったナッキー。その日帰ろうとすると、「家庭教師が何人待っているのかな?」と嫌味を言われる。家庭教師なんていない、というと「じゃあカンニングの技術が優れているんだ」と。東京でいちばん授業が進んでいるこの学校で、田舎から来たナッキーがいい点を採れるのはおかしい、という田村に、「世の中自分ひとりだと思いなさんなよ!」と叫ぶナッキー。

clover これはさすがに田村が悪すぎる。ナッキーの言うように、世界が狭すぎる。とはいえ、田村の気持ちもわからなくもないです。自分は何もかも犠牲にして必死で勉強していい成績を取っているのに、普段から遊んでばかりいるように見えるナッキーが同じような点数を取れば辛いでしょう。「世の中自分ひとりだと思いなさんなよ!」のシーンは有名なので「おお、ここに出てくるのか」という感じでした。あと、「カンニングしたんだ」ってクラス1の成績を取るのにまわりをカンニングしたってどうしようも…あ、自分でカンペを作っておけばいいのか。

ソフト部に入ってほしい、と言われたナッキーだったが、練習には出られない、合宿にもいけない、と色々条件をつける。それにお冠になったソフト部の上級生たちがナッキーの入部テストをするという。学校中が見守る中、まずエースピッチャーの球をバッティングするナッキー。3球目でゴロで当てて、クリア。次は100本ノック。60本目くらいからほとんど意識を無くしていたが、100本見事に捕るナッキーだった。

clover ナッキーが勝負好きだから入部テストに応じたけど、ふつう向こうからお願いして入ってくれ、と言ってるのに入部テストなんてするだろうか…gawk まあ、この漫画って全体的にふつうじゃないんですけど。テスト結果は、是非はいってほしい、ということでした。あたりまえだけど。でも、この時に限らず「あたしは忙しい」といつも言っているナッキー。何か家庭の事情があるのかな。初音に「うちの母さんは日本一だから」と言ったりしているところが気になります。

体育祭の準備、全種目に出るというナッキー。それにつられてみんなもいろいろな種目に参加する。田村だけが、自分はいいから、と渋い顔。ナッキーはかってに田村の名前を種目に登録し、さらにクラス対抗仮装行列の実行委員に田村とふたりでなるという。

clover うう…体育祭…ものすごい運痴だったわたしにはトラウマな行事。ナッキーみたいのがクラスにいたら地獄だったなあ。しかも、誰もが何かの種目で1位を取ること!だもの。ムカデ競争でもスプーンリレーでもいい、って、わたしそう言うのでもビリしか取れないよぅweep 田村くん同情する。

飛島先輩からモデルになってほしいと言われるナッキー。いきいきと動く、そのままの姿を描きたいという。

clover 最初ヌードモデルだと勘違いして「からだにも自信があるのよね」とかボケるのはお約束。でも、学校中のあこがれの先輩、話しかけるのも恐れ多いような美形に目をつけられるナッキーは、よっぽど輝いているのでしょう。彼に憧れている舞子に「妬くな~」みたいなことをいうのは相変わらずの無神経。

体育祭。クラスメイトで1位を取ったひとには、クラスカラーである緑のネッカチーフをプレゼントするナッキー。仮装行列のお題は女関取とそれに群がる女装男性ファン。ぬいぐるみで太った女関取にみんな爆笑。仮装行列も無事一位になり、田村も緑のネッカチーフを贈られる。

clover うう…こんな時でもわたしはネッカチーフもらえなかった気がする…まあ、ナッキーがクラスにいれば、こんなわたしでもなんとかなるように工夫してくれたでしょうけど。けっきょくクラス全員がネッカチーフをもらって、大成功のうちに体育祭は幕を閉じ、そして田村くんは「ナッキー」と呼ぶようになります。田村くんも「悪たれ会」入り決定なのです。

秋。焼き芋屋さんが学校のそばにいたので、門から呼びかけて休み時間に買い食いをする「悪たれ会」メンバー。野口先生に見つかって叱られる。田村に、「優等生の君があんなやつらのなかまになって」と言うと、「生徒を『やつら』呼ばわりするのは良くない」と言い返される。ナッキーたちの担任の金田先生に文句をいっていた野口先生だったが、婚約者の淑子先生からも「野口先生が悪い」と言われてしまう。

clover それは、生徒を「あんなやつら」呼ばわりするのは教師としてほめられたことではありませんが、休み時間に校門によじ登って買い食い、というのもほめられたことではありません。言ってみればどっちもどっち。なのに野口先生だけまわりから冷たくされて、気の毒かもcoldsweats01 

ナッキーと初音が部活帰りに校舎裏を通ると、野口先生と淑子先生がもめていた。淑子先生が野口先生のプロポーズを断っている。「あなたなら理想の妻になってくれると思っていた」という野口先生に、「家庭科の教師だからといって家庭的とは限らない」と言い返す淑子先生。強引に迫ろうとした野口先生を見て、ナッキーは声を上げる。「盗み聞きしていたのか。教師に向かってなんてことをするんだ!」「教師がなんてことをするんだ!」 ナッキーは「今後あなたを教師とは思わない」ときっぱり。

clover 野口先生はこのまま悪役の道を突っ走るのかな…think 淑子先生がプロポーズを断る気持ちはわかるけど。ナッキーに「教師とは思わない」と言われて「数学を落とすと進学できないぞ」と脅すような野口先生だから。「脅せないはず。あたしに有利な証拠がありすぎる」と堂々たるナッキーでした。今後野口先生がなにか卑劣な手で仕返ししてこないか気になります。それと、いっしょにいた初音がとばっちりを食らわないかも。

飛島先輩がナッキーをモデルにした素敵な絵を描いている、と舞子から聞かされて、こっそりふたりで絵を見に行く。そこに描かれていたのは、少し淋しげに微笑むナッキーの姿だった。「どこでこの表情を見たのか…」といぶかしむナッキー。飛島先輩はただものじゃなさそう。

clover ナッキーの絵は女神のように綺麗なものでした。寂しげ、と舞子は言っているけれど、絵に描かれたのをみるとそうでもなさそうな…? (庄司陽子先生の画力に文句をつけているわけではありません) でも、ナッキーにはその表情の心あたりがあるんですね。やっぱり母親関係かな、と思うけど、当たっているでしょうか。ここで1巻は終わります。

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【漫画】セラフィック・フェザー 1巻 ACT.1(森本洋・うたたねひろゆき・著)

clover うたたねさんの絵がすごく好きなのです。ずっと読みたかった。ところで、原作者つきだと思っていなかったのでちょっと意表を突かれました。

年上の女の子・ケイちゃんと、少年・スナオ。ふたりは星の話をするのが好きだった。でも、月での爆発事故に巻き込まれてケイちゃんはいなくなってしまった…。ケイちゃんのメッセージの吹きこまれたビデオレコーダーに怒りをぶつけるスナオ。でも、いつか会いに行くから、と言う。

clover ……? どう見てもここはケイちゃんが死んだとしか思えなかったのですが、あとでケイちゃんらしき人物が出てくるし…別人なのかな? ケイちゃんはすっごい美少女だし、スナオもほっそりした美少年です。

17歳になったスナオ。巨大な工場のようなところで働いている。細い隙間に落ちたネジをとるなど、小さなものを動かす超能力がある。この時代の子どもは、2%の割合で超能力を持って産まれてくる。スナオが働いているのは地球に帰るため。月に来たのは「幼なじみの墓参り」のためだという。

clover 17歳スナオも美少年happy01 超能力持ちなのはいいですが、ひとつのネジを取るためにもっのすごい集中力を使わなければならず、汗かいてハァハァいっているので、そんなに便利な能力でもなさそうです…coldsweats01 地球から片道切符で来てしまったので帰りの旅費を稼いでいるスナオ。幼なじみ、というのはケイちゃんのことでしょうか。

月の研究所。爆発事故の映像を繰り返しみている美青年・アペプ。秘書(?)のファーンが「ようやく異星人の船を調べられるのね」と言っている。アペプは「月の裏からエンブレムシードがふたつも見つかるとは思わなかったからね」と答える。生物のようなグロテスクな、でもそれは異星人の船。「地球からエンブレムシードが3つ届けば忙しくなる」とアペプは言う。

clover 美形ばっかのこの漫画ですが、アペプはもうすっごい美青年です。ファーンもうっとりしてばっかり。アペプに「熱があるのかい?」と尋ねられるほど。生物のようなグロテスクな異星人の船を見て、関係ないんですけど『星虫』を思い出しました。エンブレムシードとはなんなのか…これから先のキーワードになりそうな言葉です。あ、ファーンも可愛いですよheart01 肩を出したスーツが色っぽい。

アペプの部屋に入ってきた所長は、国連の監査が入る、と慌てている。違法な研究をしていることがバレたら終わりだ、と。アペプは平然と、コンピュータ上の記録ではすべてあなたの責任になっているという。証言して道連れにしてやる、と怒鳴る所長に「残念です」といって「超能力」で心臓(?)を握りつぶすアペプ。星人の力はすべてわたしのものだ、誰にも邪魔させない、という。

clover 何だか遠未来のような感じだけど、国連って未だあるんだ。そしてアペプのやっている研究は違法なものだったんだ。さらにアペプは超能力者だったんだ。スナオより幾分年上に見えますが、案外若いのかも。そして所長さんは気の毒でした。心臓を握りつぶしたアペプの背中には天使の羽が生えます。傲慢で美しいアペプ…この羽根が「セラフィック・フェザー」なのでしょうか?

国連の武装査察官・ミス・マザク。月へ向かう宇宙船内で身体検査を受けている。単なる宇宙酔い、と診断されたマザクは、自分の診断資料を全て破棄するように言い、「超能力」で検査結果用紙を燃やす。個室へ向かう途中で、「あたしの命、あと5年くらいか…」とひとりごと。個室には「ケイ」が待っていた。月が見える、とはしゃいでいる。月についたらマザクを義兄さまに紹介する、と言っているケイ。

clover ここで混乱するんですよね…。この生きている元気そうな「ケイ」は、スナオと一緒にいたケイなのか。死んだはずじゃなかったのか。マザクは武装査察官、ということはアペプの敵、ということになりますね。「武装」査察官のわりには大胆なミニのタイトスカートで、これで戦えるのかな、という感じですけど色っぽいからいいかhappy01 ケイの言っている義兄さま、というのも気になります。

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